平成28年9月9日(金)

オウム真理教関連事件に関する質疑について

【記者】
オウム真理教の一連の事件をめぐって,高橋被告の二審が終わりました。これによって,事件の法廷での審理が実質終わったと思います。事件から21年が経ちましたが,法廷での審理が終わったことにどのような感慨をお持ちでしょうか。また,これにより,今後の刑の執行にどのような影響を与えるとお考えでしょうか。
【大臣】
9月7日,東京高等裁判所で,オウム真理教の元信者である高橋克也に対して,無期懲役を言い渡した第一審判決に対する被告人側の控訴を棄却する判決を言い渡したと承知しています。いまだ確定をしていない事件であり,法務大臣として所感を述べることは適当ではないと思っています。また,今後の刑の執行への影響についての御質問ですが,個別の刑の執行に関わる事項についても,お答えは差し控えさせていただきます。
刑事施設における面会に関する質疑について
【記者】
刑事裁判をめぐって,被告が黙秘を貫いたり,関係者が複数いたりする場合,遺族や被害者の中には,法廷で真実が十分に明らかにならないとして,死刑確定者を含め,受刑者らに面会を求めるケースがあります。こうした被害者の要望に,身近で頼りがいのある法務行政を目指す金田大臣は,どのように対応していきますか。
【大臣】
死刑確定者や受刑者の面会については,親族などとの面会が保障されているほか,刑事施設の長が裁量によってその許否を判断するとされています。刑事収容施設法の条文の中にも出てきます。面会を希望される方によって,面会を必要とする事情はそれぞれに異なります。また,面会することによって,死刑確定者や受刑者に与える影響もそれぞれ異なるものであることを踏まえると,個々の面会については,やはり具体的事情を踏まえて,刑事施設の長が適切に判断をしていくべきものと考えています。