平成25年10月18日(金)

死刑確定者の再審請求に係る最高裁の特別抗告棄却決定に関する質疑について

【記者】
いわゆる名張毒ぶどう酒事件の第7次再審請求審で最高裁が先日,奥西死刑確定者の特別抗告を棄却する決定をしました。奥西死刑確定者の収容期間は死刑確定から40年を経過しています。刑事訴訟法では,死刑の執行命令は判決確定から6か月以内と定めていますが,奥西死刑確定者のような長期収容の死刑確定者が少なくない現状について大臣はどのようにお考えでしょうか。
【大臣】
最高裁の判断そのものについては,個別事件の問題ですから,法務大臣の私から論評することは差し控えたいと思っております。長期収容されている死刑確定者がたくさんいるのをどう考えるかという御質問ですが,法務大臣としてはもちろん裁判所の判断というものを尊重しなければなりません。これは当然のことだと思いますが,一方で,死刑という究極の刑罰をどうしていくかということに関しては,いろいろまた慎重に考慮しなければならない要素もあるわけです。そういう状況で,我々としても法の趣旨を踏まえて,的確に対応していかなければならないと考えております。